グッチオ・グッチの下積み

『高級』と冠される ハイブランド には、名声や地位を確立するだけの歴史が必ずあります。ハイブランドに対しての高貴さをイメージだけで捉えて所有したくなるのも、イメージするだけで人々を惹きつけるハイブランドの魅力であり、それはハイブランドの絶対的な価値を裏付けているのかもしれません。

ですがそれだけの信頼を有している一流ブランドのアイテムを、なんとなくのイメージで手にぶら下げるより、伝統やブランドに込められた思いを心に留めてこそ、ハイブランドの価値は所有する人の財産となるのではないでしょうか。

創設者のグッチオ・グッチはイタリアにある帽子製造業の息子として生まれ、イギリスに渡ったのちに低賃金ながらも貴族御用達のホテルで職を手にしました。ウェイターとして働く中で、上流階級の人間を観察し続けたグッチオは、富裕層の嗜好をじかに学び、その経験を活かして故郷のフィレンツェへ戻ります。

旅行カバンや馬具を取り扱う店をオープンさせたグッチオのアイテムは、やがて映画の小道具に使われるようにもなり、オードリー・ヘップバーンなどの大女優に愛用されるブランドに成長していきます。

ちなみに、今や当たり前となっているブランドロゴ。商品にデザイナーの名前を入れる刻印は、 グッチ が世界で初めて行ったといわれています。

ハイブランドを生み出すきっかけは、下層での経験を生かした上で生み出されたと、多くの人がイメージするハイブランド誕生とはかけ離れているかもしれません。

しかし、その経験を生かしたからこそ、今でも多くのセレブに愛されるブランドとして受け継がれているといえます。

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