ギャルの個性のない外見

しかし、ギャルたちのカテゴリーのなかに見事にハマったとしても、彼女たちのルックスにあまり差がないように思う方も多いのではないでしょうか。

たとえば『gae嬢』というカテゴリーに属しているギャルたちが一同に集っている場は、たしかにもの凄いインパクトがあります。

しかし、集まっている彼女たちはどれも同じように見えるはずです。『 age嬢 』というカテゴリーには特徴となる要素があり、その要素さえ押さえていれば『gae嬢』になります。

言い換えれば、『age嬢』になりさえすれば『age嬢』として見られ、『age嬢』でしかなくなるのです。インパクトの強い人たちが集まっている、という印象しか残りません。誰がどんな女性化、という判断はもはや難しくなります。

ギャルたちは、たしかに一見すれば個性的に感じられるでしょう。しかしそのインパクトはパッと見たときの衝動のみで、冷静に捉えると彼女達に個性、アイデンティティを抱くことは難しいといえます。

だからこそ、 ギャル たちはどこかのカテゴリーに属そうとしているのかもしれません。気の合う人と似たような格好をして、同じような言葉遣いで同じような生活を送ることで、彼女たちは安心感を得ているのではないでしょうか。

独特の派手さによって、「 ファッション は個性の表現だけではない」と、彼女たちは体現しているのかもしれません。

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