ファストブランド対ハイブランド

ファッション誌には有名なブランドと並んで『安くてオシャレ』が謳い文句の ファストブランド が紹介され、雑誌でスナップされている人がファストブランドのアイテムを用いていることは珍しくありません。

更に雑誌のアンケートでファストブランドを普段着まわすと答える人は少なくなく、ファストブランドを上手に取り入れるコーディネート法を特集している誌面も多々あります。

これらファストブランドの影響により、売り上げが激減しているのが 高級ブランド です。トレンドに左右されるファッションへ大金を支払い、次の年には流行遅れで着なくなるといった恐れから、ただでさえ手を出しにくい高級ブランド。

ところが、流行を取り入れながらも安価であるファストファッションの出現により、シーズンごとに買い足していくことが可能なファストブランドへ、購入客が集中するようになりました。

しかし、「ファスト=安い」からこそ生じる問題もあります。ファッション面で象徴的な言葉が、"ユニバレ"です。これは、着ている服が"ユニ"クロの製品であると"バレ"るという意味からできた近年の造語です。安いファストファッション』の代表である「ユニクロ」を着用していることへの恥ずかしさ、そして人と被ることへの不安感が込められています。

他のファストブランドでも、たとえばH&Mならば安さと流行を重視しているゆえに、どうしても商品の細部が粗くなりやすいといった欠点を抱えています。

高級な服には相応の代価が求められますが、やはり高いからこその良さがあるからこその ハイブランドファストブランド と喧嘩をするのではなく、お互いの良さを活かして補完するのが、ファッションの観点からも求められているかもしれません。

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